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りんご

Author:りんご
2007年4月 夫は43歳で胃がんと診断されました。
告知から亡くなるまでの日々、忘れたくないのに、記憶は日々薄れていくようで・・・辛かったけど、幸せだったあの日々を、もう一度辿ってみたいと思います。

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2010.2

今日は、夫が亡くなって4カ月目の月命日。

息子がまだ幼いこともあり、家族が共に暮らした地を離れた為か
あんなに鮮明だった記憶が、日々の生活に埋もれていくようで
夫がどんどん遠い存在になっていくようで
喪失感や孤独感、不安、焦りばかりを感じる。

親、兄弟、友人。
皆の気遣いや心配・励ましを、本当にありがたいと思うけれど
良い時も、悪い時も、20年、全てを一緒に、泣きながら、笑いながら
くぐり抜けてきた、自分の片割れのような存在を失ってしまった
この喪失感や孤独感を、理解してくれる人はいない。

葬儀から法要、沢山の手続き、引っ越し、息子のケアと
しなければならないことは山のようにあり
やっと落ち着いたと思った途端、
前に進め、前に進めと背中を押す何本もの手を感じる今、
夫と息子と自分の為に、何かせずにはいられなかった。

薄れかけている、と思っていた記憶は
一文字記すごとに、鮮明に蘇り
思い出せなくて悲しかった夫の声が、仕草や表情までもが
今、目の前にいる様に次々と浮かんできて
切なくて、涙が止まらない。
夫に会いたくて、たまらない。


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テーマ : いま想うこと - ジャンル : 日記

今、がんと闘っている方々へ

2010年2月7日

夫ががんと診断されてから、私は必至で情報を求め
net上をさまよい続けました。
医師が書いた、一般的で表面的な、がんの基礎知識では無く、
一人一人が違う症状・違う経過ではあるけれど、
同じ病を経験された方々のことばや選択を。

今回、私は、日々薄れつつある記憶を
文字として残さなければと思いました。
自分の為に。
幼い息子が、将来、父親を知りたいと思った時に
懸命にがんと闘った父親の姿を知ることが出来る為に。
そして、
闘病の経過を、ブログという形で公開し
私達を支えて下さった、沢山のがん友の為にも
今、同じ病に苦しみながら、情報を求めてさまよっている
がん友の為に、ブログという形で公開することにしました。

もっと直接的な形で支えていらっしゃる方々は沢山いるけれど
今はまだ、私には無理だから
亡夫の闘病経過を、サードライン以後の治療への考え方や選択を
少しずつではありますが、記していきたいと思います。
どうか、少しでもお役にたてます様にと願いつつ。


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