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TS-1

2007年9月12日

TS-1内服を決断してから、この間、夫の歳の離れた従弟の結婚式に参列した。家族3人、皆盛装して、久しぶりの嬉しい親族の集まりに、夫もワインを少し頂いていた。20年前、私達の結婚式にも参列してくれたこの従弟君は、当時まだ小学校6年生だった。真っ白いモーニングに身を包み、新妻と共に晴れやかな笑みを浮かべて立つ姿が、20年前の自分達の姿と重なって、なんともいえない悲しみを覚えた。人生はまだまだこれからだ、と、思えたあの頃が懐かしかった。

TS-1は、9/12から朝夕3カプセルずつ2週間連続で飲み続け、9/26から2週間の休薬期間で1クールとなり、毎回それを繰り返す。
服薬記録を見た。
初日から、めまいやだるさ、足のしびれと書かれている。
最初は感じる程度だったと記憶している。
服薬5日目になると、これに下痢が加わり、その後、微熱・咳・喉の痛みと3日程続いて治まっている。
めまい、だるさ、足のしびれは、日を増す毎に強まり、回を増す毎に辛くなっていった。
それとは別に、腹部と背中の発疹が日毎に増え、手や足や顔の色素沈着も、徐々に徐々に増し、軽度の味覚障害もあった様で
「食事が美味しくない」
と、何度か口にしていた。
2週間の休薬期間になんとか持ち直すのだが
「完全に回復出来ないまま、また次の抗がん剤がくる」
と、よく言っていた。
夫はゴルフが大好きだった為、足のしびれ(後に痛み)が特に辛かった様だった。

TS-1 3クール目に入った12/6の夜、夫は嘔吐を繰り返し、
翌12/7になっても腹痛が治まらず、主治医に電話で連絡、入院となった。腸閉塞だった。


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テーマ : 家族日記 - ジャンル : 日記

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コメント

Re:TS-1

私は、がん患者会の代表なので、どうしても気になってしまいます。

まして、ご主人様がシャロームの会員さんだったことを思うと、私の無力さを今更ながら感じています。

このブログは、きっと少しずつ閲覧者が増えると思われるので、ちょっとだけ、尋ねてみたいと思います。

1.色素沈着には、ビタミンC剤を処方されませんでしたか?(ご主人の場合、そんなにひどくはなかったかとは思います。シャローム会員さんには、とても顔面が黒い方がおられますが・・。)

2.吐き気止めには、デカドロン(ステロイド剤)が大変よく効きますが、処方されませんでしたでしょうか?

3.また、極めつけですが、消化器の手術をした人は、ほとんどの人が癒着や腸閉塞を回避するために、大建中湯という漢方を処方される人が多いのですが、処方されませんでしたでしょうか?

矢継ぎ早に聞いてごめんなさい。
抗がん剤による不具合を抱えながら、どうして、あんな爽やかな笑顔でいられたんだろう・・と、思います。

きっと、そういった明るさは、生まれ持った方だったんだ・・と、尊敬すら覚えます。

お勤めだったから時々、電話でお話をする程度(二度しかお会いしていない。)だったので、こんなに苦しんでおられたことを、(副作用がひどいとは聞いていましたが・・)私は、知る由もありませんでした。

本当に、会員さんお一人おひとりの抱えている闘いの壮絶さを今更ながら、姿勢を正して拝見させて頂いています。

こうして、記憶の紐を手繰り寄せて、ブログで綴ってくださいね。

書くという作業は、心を癒すことになると、“でくね”さんという作家が書いていました。

閲覧という形で応援しています。

Re: Re:TS-1

シャロームさま

お忙しいのに、いつも本当にありがとうございます。

ご質問の回答から、

1.2.3. 共に、TS-1の時の主治医は、外科の医師だったからかと思いますが
副作用・腸閉塞への対処法(その他もですが)は一切頂くことはありませんでした。

後に、シスプラチン・イリノテカン1クール終了後に、シャロームさんと出会うことが出来、
点滴・錠剤のデカドロンや漢方の知識を沢山頂き、夫の副作用も軽減されました。
手術直後に、大建中湯を知っていたら、夫はあんなに苦しまなくても済んだのかなぁと思うと辛いです。


通夜・葬儀・告別式と、会う人会う人、皆、夫の「笑顔」を口にして下さいました。
上司も、同僚も、後輩も、得意先も、友人も、親戚も・・・みなさん
「いい男だった」「いいやつだった」と言って涙して下さいました。
辛かったけれど、嬉しくて、誇らしかった。
「良かったねぇ」と、夫に声をかけました。
本当に、いい男だったと思います。


本当に、「書く」ってすごいです。
1日、1日、癒されていく自分を感じています。
振り返るには辛すぎて、目を背け、意識がそこに行かないようにしていたように感じます。
「夫の闘病を、こんな形で、こんなにも具体的に・・・」と、きっと抵抗を感じられる方も多いだろうと思いながらも・・・始めたブログでした。
だから、シャロームさんにもお知らせ出来なかった。
本当に、心から、感謝です。

ありがとうございました。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 匿名希望さま

こんばんは。
コメント、本当に嬉しいです。ありがとうございます。

がんは、早期であればあるほど、完治する可能性が高くなる、と思います。
私は、夫を傍で見守っていたにすぎないから、出過ぎたことでお気を悪くしないで頂ければと思うのですが、是非是非、がん患者会のシャロームに連絡してみて頂ければと思います。
がんは、本当に、情報一つで結果が違ってくると思うから。
本当に親身に、相談にのって下さいます。考えてみて頂ければ、と思います。

私も、夫が亡くなった直後は、何度も、一緒に逝きたかったと思いました。
でも、私にも匿名さんと同じように、息子がいるから。息子を頑張って育てることが、今の私に出来ることだし、夫もきっと「頼んだぞ」って言っていると思いました。
匿名さんのご主人様も、きっといつも傍で見守ってくれていると思います。
辛い時はいつでも、コメントして下さいね。

ありがとうございました。

TS-1

抵抗感を感じる人なんて、誰ひとりいませんよ。
むしろ、書くことを実践されているりんごさんは、
そのことがすでに、
一歩先行く先輩ということになると思います。

辛い作業だけれど、書き綴るってことは、思い出しながら涙を流し、後悔や感謝や、時に自己嫌悪や反省の中で、

少しずつ心の整理がついていくのかもしれませんね。

自然に自分で自分を癒していたことに気付くのかもしれません。

実は、私がそうなのです。きっとこんな代表なんていないと思います。辛さや悲しさ、もどかしさや、忙しさ、すべてをあからさまにすることで、自分を気が付いたらコントロールしている。

そんな感じなの。

だから、これは、自分のため、息子ちゃんのため、家族のための心の処方箋だと思って、自信を持って更新してね。

楽しみにしている。みんなで泣いたり笑ったり、一緒に時を刻みましょうね。すべて双方向よ。

ps
ほんと、あの笑顔には、誰もかなわない。天下一品?のとびっきりの笑顔でしたね。純粋無垢さが表われているようでした。

Re: シャロームさま

シャロームさま

ありがとうございます。
理解してくれる人がいるって、温かいですね。
夫が逝ってしまって、もう一人なんだって思いこんでいました。


ありがとうございました。

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