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りんご

Author:りんご
2007年4月 夫は43歳で胃がんと診断されました。
告知から亡くなるまでの日々、忘れたくないのに、記憶は日々薄れていくようで・・・辛かったけど、幸せだったあの日々を、もう一度辿ってみたいと思います。

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夢 帰ってきたよ

2010年3月13日

葬儀を終えると、次は山のような手続きと
四十九日の準備を始めなくてはならない。

でも、私は、夫が亡くなってしまったという現実を
受け入れることが出来ずにいた。
今、どうしてもしなければならないこと以外は、
全て後回しにし、家にこもり、現実を締め出していた

「もう会えないわけない」
「絶対、帰ってくる」

そんなこと、あるはずないのに、
なぜか、絶対の自信を持っていた様に思う。
始終、遺骨と遺影の前に座っては、泣きながら夫に語りかけていた。

「帰ってきてよ。
 会いたいよ。
 なんでいなくなっちゃうの。
 淋しいよ。1人にしないでよ。
 早く、帰って来てよ。」

こんなことばかり、語りかけていた。

葬儀から一週間ほど経ったある日
いつもの様に語りかけ、泣くだけ泣いて疲れきって眠りについた夜、
夫は夢に現れた。

玄関口の段差を上がりながら、
いつもの湯上り後の、半袖アンダーシャツにボクサーショーツ姿で
いつもの笑顔で、迎えに出た私の正面で、
私の顔を見て立ち止まり、穏やかに微笑みながら
「帰ってきたよ」
って、一言。
そのまま、私の横を通り過ぎ、リビングに入って
床に座って遊ぶ息子の横に、あぐらをかいて座り込み
目がさめるまで、夫は息子とブロックで遊び続けた。

泣きながら目が覚めた。
手をのばして探しても、夫にふれることは出来なかった。


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